Score Guide
PPIスコアとRVIの見方
処方力と価格妥当性を分離して評価する、Cosme Forensics独自指標
PPIスコアは、上位10成分のエビデンスレベル×配合位置係数×ロール増幅係数の合計を理論上限値117で正規化したCosme Forensics Men独自の処方力指標。0〜100点満点で表示され、価格は含まれません。価格妥当性は別指標RVI(割安/平均/割高)で評価します。本ページではPPIの算出式、配合位置係数・ロール増幅係数の意味、よくある誤解までを解説します。
PPIとは
PPI(Potential Power Index / 処方力指数)は、スキンケア製品の「処方の完成度」を 100点満点で評価する独自指標です。価格は含まれません。あくまで成分の配合状況・エビデンス・配合位置だけで算出します。 価格との乖離は別指標RVI(割安/平均/割高)で評価します。
算出フロー
計算式(数式版)
表示PPI = round( PPI_core / 117 × 100 )
PPI_core = Σ( エビデンスレベル×2 × 配合位置係数 × ロール増幅係数 )
分母 117 は「理論上の最高構成(上位5成分すべてがエビデンスレベル5・ヒーローActive)」における PPI_core の上限値です。これで割ることで、100点満点のスケールに正規化しています。
配合位置係数(P)
| 配合順位 | 係数 | 意味 |
|---|---|---|
| 1〜5位 | 1.0 | 最優先評価(高濃度帯) |
| 6〜10位 | 0.7 | 補助的評価 |
| 11位以降 | 0.5 | 微量配合とみなす |
ロール増幅係数(A)
| 成分ロール | 係数 |
|---|---|
| ヒーローActive(主役有効成分) | 1.5 |
| その他Active(有効成分) | 1.0 |
| Functional(機能成分) | 1.0 |
| Base(基剤・添加剤) | 0.7 |
スコアの目安
80点以上
優秀な設計
主役級成分がしっかり機能している優秀な設計
60点前後
バランス型
価格相応でバランスの取れた構成
40点以下
コンセプト重視
機能性よりも印象・コンセプト重視の可能性
RVIとは
RVI(Relative Value Index / 価格妥当性指数)は、同カテゴリ・同剤型の製品群における中央値価格(円/mL)と比較して、 その製品の価格が適正かを3段階で評価します。
割安
同カテゴリの中央値より価格(円/mL)が低い。PPI比では「お得」な位置づけ。
平均
中央値付近。価格・処方力のバランスが標準的。
割高
同カテゴリの中央値より価格(円/mL)が高い。ブランド・容器代が価格に含まれている可能性。
※ 価格は定期的に更新されますが、最新でない場合があります。購入前に必ずご確認ください。
よくある誤解
誤解①「高価格 = 高PPI」
PPIの算出に価格は一切含まれません。高価格帯の製品でもPPIが低いケースは多く、 反対に低価格でも成分が充実していれば高PPI・割安RVIになります。
誤解②「PPIはコスパ指数」
PPIは「処方力指数(成分の実力)」です。コスパ(価格対効果)を表す指数ではありません。 コスパを知りたい場合は、PPIとRVIを組み合わせて判断してください。 「高PPI × 割安RVI」の製品が最もコスパが高いと言えます。
誤解③「PPIが高ければ全員に合う」
成分の有効性は個人差があります。PPIは統計的なエビデンスに基づくスコアですが、 肌質・アレルギー・使用目的によって最適な製品は異なります。 肌タイプ診断と組み合わせてご活用ください。
よくある質問
PPIスコアとは何ですか?
PPI(Potential Power Index / 処方力指数)は、上位10成分のエビデンスレベル×配合位置係数×ロール増幅係数の合計を理論上限値で正規化した独自の処方力指標です。Cosme Forensics Men独自のスコアで、0〜100点満点で表示されます。価格は含まれません。
PPIとコスパの違いは?
コスパは「価格対効果」を意味し、価格を分母に取る指標です。一方PPIは成分エビデンス・配合位置・ロール増幅係数を統合した「処方力」の指標で、価格は含まれません。コスパを判断したい場合はPPIと別指標RVI(割安/平均/割高)を組み合わせて、「高PPI × 割安RVI」の製品を選ぶのが最もコスパが高いと言えます。
PPIが100点満点になる根拠は?
分母には「理論上の最高構成(上位5成分すべてがエビデンスレベル5・ヒーローActiveロール)」におけるPPI_coreの上限値(117)を採用しています。これで割って100倍することで、カテゴリ内で上位品が80〜100点付近、平均的製品が40〜60点付近に分布する正規化スケールにしています。
医薬部外品の有効成分はPPIでどう扱われますか?
医薬部外品で承認された有効成分(グリチルリチン酸2K、ナイアシンアミド、トラネキサム酸など)は「ヒーローActive」または「その他Active」ロールに分類され、ロール増幅係数1.0〜1.5で評価されます。一般化粧品と医薬部外品でロジックを統一しているため、剤型横断で同じ基準で比較できます。
PPIが高ければ必ず肌に効きますか?
いいえ。PPIは処方の完成度・成分の実力を示す指標であり、万能ではありません。個人の肌質(乾燥肌・脂性肌・敏感肌)、肌悩み(ニキビ・シミ・シワ)、アレルギー有無によって最適な製品は異なります。PPIは候補を絞る判断軸として活用し、肌タイプ診断や成分との相性と組み合わせて使うのが推奨です。
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